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マイクロ・セービング&マイクロ・クレジット プログラム

IIMC版グラミン銀行

 IIMCのマイクロ・セービング&マイクロ・クレジット プログラムとは、ノーベル平和賞のユーヌス教授がはじめたグラミン銀行のシステムを基本的な考え方としています。これは、貧しい母親に、無担保で、しかし金利を取って、融資をするものです。

 このことにより、家族の経済的基盤が安定してくるので、栄養失調などから子供を救うだけでなく、子供の教育を行っていく余裕も生まれることになります。事実、このプログラムを導入して、しばらく経過するホゴルクリア地区では、文字通りすべての子供たちが学校に通えるようになっています。

グラミン銀行のユーヌス教授

ユーヌス教授がIIMCを訪問

2007年12月30日

 2006年ノーベル平和賞を受賞し、グラミン銀行を開設したユーヌス教授がIIMCの視察に訪れてくれました。[詳細]

Yunus04

ノーベル平和賞のユーヌス教授

グラミン銀行

 グラミン銀行(Grameen Bank)は、ムハマド・ユヌス氏が1983年に創設しました。貧困層を対象に無担保融資を開始しました。2006年ノーベル平和賞を受賞しました。

グラミン銀行(Grameen Bank) [リンク先]

ウィキペディア(Wikipedia)の説明

マイクロ・セービング&マイクロ・クレジット プログラムの概要

マイクロ・セービング

 マイクロ・セービング プログラムとは、一般の銀行では見向きもしてくれないような人々を対象にして、わずかなお金を少しずつでも貯蓄できるようにしたプログラムです。わずかな金額とは、10ルピー(約3円)ぐらいからでも、預金を開始することができます。

 この意義は、たとえば少しばかりの収入が合った場合、家に置いていたらどうなるでしょうか? 臨時収入だと思い使ってしまうこともあるでしょうし、夫が使い込んでしまうという可能性もあります。また、家の鍵などのセキュリティが十分ではない場合には、盗難に遭う可能性も十分にあります。このように母親が、家族のためのお金を安全に保管しておける場所は、重要なものとなるのです。

 銀行機能の役割を持たせていますので、当然利子4%をつけています。また、通帳も発行しています。

マイクロ・クレジット

 マイクロ・クレジット プログラムとは、マイクロ・セービング プログラムに参加している母親に対して、一定の条件をクリアできれば融資を開始するプログラムです。これは、グラミン銀行と同じく無担保ですが、金利を10%取っています。

 たとえば、1000ルピー(3000円)を融資するとすると、年間10%の金利がつきますので、1100ルピーを返済する必要があります。年間44週で計算していますので、1100ルピー÷44週で、毎週25ルピー返済していくことになります。

 何か商売をはじめるのには必ず元手が必要となります。商品(魚、野菜)を仕入れて売るための資金、または露天でお茶(ミルクティ)を販売するための、機材や材料を購入するための資金などです。貧しいとは、なにかをはじめるお金が無いと言うことです。

 しかし、むやみやたらにお金を貸しては、日本の消費者金融からもたらされる悲劇のように債務者を作り出すだけです。そこで、IIMCでは、20名ほどの母親のグループを作り、毎週集会を持ち、意見交換や運営方法などについて話し合います。この話し合いに、コミュニティ・ワーカーと呼ばれるIIMCのマイクロ・クレジットのスタッフも同席します。このようなサポートがあるから、返済率95%を達成することが可能なのです。